2017年04月21日
2018 LANGE ラング !!
こんにちは 番頭の大口です。
すっかり春めいて、桜も散って なのに山には雪がまだまだたっぷりのようですね!
今年のGWはどことも盛況なような…喜ばしいです!!
さて、今日はブーツの王様!!
”LANGE ラング”
すっかり春めいて、桜も散って なのに山には雪がまだまだたっぷりのようですね!
今年のGWはどことも盛況なような…喜ばしいです!!
さて、今日はブーツの王様!!
”LANGE ラング”
シリーズ・ラインナップのご紹介!!
RPシリーズ 純レーシング・デモ選手用モデル
サンワ・スポーツでは残念ながら、在庫しません。早い時期ならば取り寄せ可能なのでお問い合わせください。
RSシリーズ ラングの代表的なシリーズ!6種の硬さと2つのラスト、2つのカフの組み合わせで、一般中級者から上級者、インストラクター 草レーサー JRレーサーまでを網羅します!!
サンワスポーツではRS120S.C. RS110S.C. RS100S.C.WIDE の3機種を在庫します。
RXシリーズ RSシリーズをベースによりレクレーショナルなニーズに対応して、快適性とハイパフォーマンスを両立したまさにオールラウンドブーツになっています!!
RX130LV
RX120
RX110
RX100
サンワ・スポーツではRX110とRX100の2機種を在庫します。
XTシリーズ RXシリーズをベースにATビンディングによるバックカントリーにも対応するためにウォークモードとウルトラグリップソールを採用!! バックカントリースキーヤーはもとよりシニア上級スキーヤーやしっかり滑りたいお父さんスキーヤーにも好評です!!
ウォークモード時の可動域も最大で20度あり、かなり歩きやすくできています。
左から XT120 XT130LV
左から XT90 XT100
サンワ・スポーツではXT100を在庫します。
XT FREETOURシリーズ 2017シーズン FREEEIDE SKI界で最高の話題になった、テック対応ブーツは2018シーズンも完全継続で健在です!
ちなみに 黄色いモデルはXT110FREETOUR Wとレディースモデルなのですが、なんと最小サイズが24.0㎝となかなかにインターナショナルなサイズ展開でこまってしまいます…(2019シーズンには小サイズ対応になるらしいです。)
ボクのBCの師匠で今年はPOWDERSKIの表紙を飾った”原田 響人”のインプレッションを紹介します。
原文のまま いいことも悪いこともそのままご紹介します。
ただし、彼の使用状況は一般スキーヤーのそれとは程遠く、かなりレベルの高いところで過酷な状況であることをご了承ください!
ラングブーツレポート
「XT130 free tour」
"滑走性"
申し分なく頼りがいがある。それでいて軽い。
兼用履ならではの軽量さが、使い軽さを生んでいる。使いがっての軽快さは、
山だけでなくゲレンデでも活きてくる。軽快に遊びながら滑ることができる。
アルペンブーツブランドならではの粘りのある硬さが魅力的。山ブランド制作の兼用履では、
出せない硬さ。スキーブーツの感覚のままで兼用履。
スキーブーツの感覚ままで深い山の斜面を滑れることが魅力的。
滑走重視の撮影でアルペンツアーバインを使用するときは、
アルペンブーツのXT130を選択します。滑走性の優位はアルペンブーツ>兼用履。
力強いXT130。軽快なXT130 free tour。頼りがいがほんの、ひとまわり違います。
スキートリップに、アルペンバイン板とテックバイン板を2本持って行くなら、
'XT130free tour' 一足をチョイスします。
両方のバインを一足のラングブーツでこなせるのは、とても魅力的。
ゲレンデ&BCをカバー。この組み合わせが、次世代かと思います。
".登行性"
軽さとソール形状でとても、歩きやすく登りやすい。
ウォークモードの可動域はオマケ程度だが、滑走性が優れているので気にならない。
ウォークモードでバックルを締めて滑っても、それなりに滑れてしまうくらい滑走性○。
第3.第4バックルが、ウォークモードから滑走モードに切り替え時、シルバーの爪から外しにくい。
使用回数が増えてくると削れてこなれて、なめらかに。
ウルトラグリップ&ウォークモードで、コンクリートの上も快適に歩ける。
"耐久性"
使用頻度によるが、つま先のソールの損傷が激しい。交換必須。
ブーツのネジ全般は、ゆるみ多数。最初にチェックして締めるか、数回使用ごとに定期チェックを。
先シーズン、5.6回使用でバックル&ネジを紛失。
XT130の頃から、破損が多くウィークポイントだった、ブーツ内のウォークモード可動部品。
可動部プラスチックが白く濁ってますが、まだ折れてません。
過去にブーツ2足(XT130)が同じ部分が折れた経験あるので、信用していません。
このまま折れずにシーズン乗り切れることを期待。
ブーツ内の複雑な箇所で無理かもしれませんが、交換必須。
"使用頻度"
使用歴2ヶ月半。
先シーズン3月より使用。ゲレンデ&BCにて岩場多数。
つま先のソールの損傷は先シーズンの1ヶ月間の結果です。
"シチュエーション"
長野県白馬周辺。立山。レベルストーク。鳥海山。
"各ビンディングとの相性"
テックバインとの相性は申し分なし。
アルペンバインとの相性もよし。しかしソールが削れた後のカタつきが心配。
"ウォークモードの評価"
オマケ程度。しかし、ブーツの軽量さとソール形状が合わさって、歩きやすい。
インナーも合わせて、XT130からの進化を感じる。
インナーがすばらしい。形状&フィット感&軽量。 ひもを自分で取り付けて使用している。
プロフィール
原田響人
大阪生まれ。
10代で経験した山村留学を機に山に居着き、
白馬をベースに活動するプロスキーバム。
雪がとければ、静岡?北海道まで股にかけ、ノマドスタイルで農業に従事する。
休みの日は寝起きからビールを飲んでスキーの妄想に思いふける。
滑りの信条は、山の頂からボトムまでニュースクールなラインを描くこと。
別名イタダキカラ・ボトムビッチ・キョウトスキー。
あくまでも個人の感想なので すべてに当てはまらないことをご了承願います。
ちなみに去年のLANGE紹介記事に詳しく説明しておりますのでご参考にしていただければ幸いです。
ここまでの記事を見て ”なんや、ラングは基本的に変わってないのか!”って思われたでしょうが、実はぜんぜん違うんです!!
RSシリーズに限ってなんですが、シェルの基本構造が全く変わっています!(パッと見ではあまりわからないのですが…)
変更点は大きく2点になります。
デュアルコア
白い素材と青い素材 異なる硬さの素材を同時に注入成型(ラングにしかできない製法です!)することで、サンドイッチ構造が生まれ、パワー増幅伝達と軽量化(約15%)を実現!! (現物の素材カラーは1色です。このモデルはわかりやすくするために2つの素材のカラーをあえて変えています。)
ニュートウボックス&ニューシェルシルエット
トゥボックスの形状をモディファイすることによりターン前半のパワー伝達性と操作性を向上!
加えて、ターンドライブに必要なバックサポート力の向上と正確なエッジングを目指してバックシェルの形状をモディファイしました。
加えて、ターンドライブに必要なバックサポート力の向上と正確なエッジングを目指してバックシェルの形状をモディファイしました。
というように見た目ではあまりわからないのですが、かなり根幹的な進化がされていますので、ぜひ、店頭で試履きして、体感してみてください!!
サンワスポーツの場所