大阪ブログポータル オオサカジン
2016年06月07日
2017 MARKER マーカー ！！
こんにちは番頭の大口です。
梅雨入りして、まさに梅雨って感じに雨が降っています。
先週末は大阪もスキーフォーラムが開催され、来週以降には
各社、早期展示会も始まるようで 新しいシーズンが始まります！！
さて今日は、あまりクローズアップされないBINDINGブランド！！
商品はもちろん、メーカーのヒストリーについても少し説明していこうと思います。
"MARKER マーカー"
梅雨入りして、まさに梅雨って感じに雨が降っています。
先週末は大阪もスキーフォーラムが開催され、来週以降には
各社、早期展示会も始まるようで 新しいシーズンが始まります！！
さて今日は、あまりクローズアップされないBINDINGブランド！！
商品はもちろん、メーカーのヒストリーについても少し説明していこうと思います。
"MARKER マーカー"
マーカーは世界で初めて解放式ビンディングを開発･販売した
ドイツのビンディング専業メーカーです！！
実は今ではLOOKだけが採用していてモーグルやフリースタイルで人気のある
ターンテーブル式もその昔マーカーがローターマットといって一世を風靡し50年近く
販売し続けたシステムと同じなんです！
こんなやつです！！自分がこの仕事に付いた頃には
さすがにこれは売ってませんでしたが、ブーツをお求めになって
調整のために持ち込まれるスキーではよく見かけました！！
RACINNGではその頃でもこれの改良版が現行で普通に販売していました！！
フリースタイルスキーの創設期にはビンディングの破損が後を絶ちませんでした。
うちのポークビッツも1シーズンにブレーキは数知れず、本体も2台つぶしてくれました‥
そんな時フリースタイルのために一から考えられたビンディングをリリースしたのもMARKERでした！！
そのうえ、このモデルのヒールピースは上のローターマットの特徴を踏襲していました。
取り付けビスをかかとよりも前に設定することによりテール部分がしっかりたわみ、ヒールピースに
ストレスがかからないので壊れにくくなります。
同時にブーツを真後ろから前に拘束するのではなく斜め上から拘束することによりスキーが暴れたり
大きな外力がかかってもフローティングしているような効果が出て誤解放も破損も防げるのです！！
また、トウピースも独創的な作りで本来スキーの進行方向に平行に装備されていた解放バネを
進行方向に垂直に装備！！バネ自体がダイレクトにブーツを挟み込むような構造を採用！！
圧倒的に部品点数を減らし軽量化！！ヒールピースと同じようにビス位置をできるだけ
足裏に収めるようにして、スキーのフレックスを最大限に生かせるようになっています！！
このFREESTYLE専用モデルですが、現行のJESTER ジェスターと大きくは違わないです！
(基本設計がしっかりしていたということですね。)
2017 JESTER 18 PRO
きっと 3倍はやいです！！
2017 GRIFFON 13
新しくソールIDというシステムが装備されました！
あとで説明いたします。
あとで説明いたします。
2017 SQUIRE 11
シンプルなカラーがスキーを選ばないのではないでしょうか！
1番左は3倍‥‥そんなことは無いです！あしからず。
時をほぼ同じくしてマーカーはもうひとつのレボリューションを生み出しました。
それは、今をときめくバックカントリースキーに対応する
ATビンディングをアルペンビンディングメーカーとして初めて販売したのです。
それまで、BCで使うBINDINGはあくまでも山スキーの一環ということで
登山用品ブランドのものがほとんどで、登りことに重点がおかれ、
滑る性能については少しスポイルされたものがほとんどでした。
マーカーは登るためにも快適だけれど、滑ることが心底楽しい
ATビンディングを作りたかったのです。
ヒールフリーになるビンディングのを作るにいたって一番の問題は
踵をフリーにしてビンディングを立ち上げたときにそれまでのビンディング
ではトウピースの先が邪魔になってうまく90度まで立ち上がらないことでした。
このフリースタイル専用モデルのトウピースはバネが横についているので
トウピースの先が全く邪魔になりません。
見事問題をクリアして販売されたDUKE デュークは瞬く間にFREERIDERたちの
マストビンディングになりました！！
2017 DUKE ヒールを固定してしまえばジェスターなんで
かなり攻めても大丈夫です！！
2017 TOURシリーズ
とはいえ 登る距離が多いとか担ぐことがあるとか、女性の方
年配の方などにはこのシリーズも間違いないです。
固定をすればスクワイアです！！
2016シーズンMARKERはまたしても
センセーショナルな商品をリリースしました。
山スキーとも違う ATビンディングとも違う新しいBINDINGシステム
テックシステムに対してもマーカーは独自の解釈とニーズをフィードバックして
全く新しいテックビンディングを販売しました！！
KINGPIN キングピンです。
KINGPINについては2016シーズンに投稿した記事を
参考にしていただけると幸いです。
2017 KINGPIN 10
ご参考にしていただけると幸いです！！
このようにビンディング専業メーカーの誇りを持っていつもテクノロジーを先導していくMAKERは
すばらしいブランドだと思います。
みなさまもぜひぜひマーカービンディングを使ってみてください！！
最後に2017シーズン1番の変更点
GRIFFON 13 グリフォン13に採用されたソールIDについての説明をさせていただきます。
今までアルペンビンディングではアルペン対応ブーツとツアー対応ブーツの兼用はできませんでした。
(マーカーのロードSP14以外は)2017シーズンのGRIFFON13はAFDの高さをドライバー1本で
瞬時に変えることができ、アルペン対応ブーツとツアー対応ブーツのどちらも
使用することができるようになりました！！
サンワスポーツの場所
