2012年02月24日
初めてのバックカントリースキー体験談(前編)
こんにちは。番頭の大口です。
先週の初めから出張続きでなかなか店に居らず、BLOGも書くことは
いっぱいあるのに書けないでいました。
14日~15日は横浜でSKIEXPO 2013(日本最大のSKI展示会)に
行って、週末は所属クラブの例会で白馬乗鞍スキー場、週明けの
月曜日はタイトルどうり初めてのバックカントリー(BC)を八方尾根で‥
なかなかにハードな一週間でした。BLOGのネタをたくさんGETしてきました。
今日はタイトル通り初めてのBC体験をお送りいたします。
今回のツアーは以前にも紹介した"日本一のスキーバム 原田 響人"君の
協力で実現しました。
"原田 響人"という人は大阪出身で若い頃は神戸KINGSでサンワライダーの
"ポークビッツ"と一緒に篭っていたこともある元フリースタイラーで、その頃か
らサンワにはよく来てくれていました。
ところがいつの頃からかフリーライドの世界に足を踏み入れ、冬は北海道
旭岳に篭り、オフシーズンはなぜか茶摘をしていたようです。
(いまでも、茶摘はしてるみたいです)そのオフとオンの境目に律儀な彼は
いつもサンワに顔を出してくれるナイスガイです。
今シーズンはBRAVOSKI VOL.3で見開き4ページの特集を組まれ、
来シーズンのFALLLINEの取材もすでに受けているビッグニューカマーです。
今回の企画は今年"響人"が例のごとく秋口に店に来たときに、この冬は是非
ともBCを体験したいとのボクの要望に答えてくれ実現しました。
今回滑りに行ったのは、八方尾根スキー場です。とりあえず、自分的には
まったく経験の無いことなので期待と不安が入り混じった状況の中、
基本的にゆるい感じの響ちゃんは『リフトで上まで上がりますから』とだけ
言ったまま黙々と展望リフトの降り場、八方山荘の前までやってきました。
ここで、リュックを下ろしてシールの装着、アルパイントレッカーの装着、
SKIを履いて登る基本的な動作などをレクチャー。
ケルンを目指して歩き出しました。ゆっくりとしたペースですり足気味に登って
行くのがいいと教えられているのにいつもの調子でバタバタと足を上げて
大股で歩いてしまい無駄に体力を使い、重心が前のめりになってシールが
効かなくって後ろにずり落ち、あーもう
しんどかったです。たいした距離を上がっていないのに15分ほどで汗だく
になりました。そこで響ちゃんすかさず、『ちょっと休憩しましょう。
汗かいたでしょう?登り始めて10~15分ぐらいで一度服装の調節をした方
がいいんです。シェルを脱ぎましょう。』響ちゃんカッコええやん!
もう、言われるがままにシェルを脱ぎ、また黙々と登り始めました。
本来、彼が行こうとしていたところに行くには僕のペースが遅く、体力も消耗
しているのを見かねて彼はアプローチが少し手前のルートを選んでくれました。
後で教わりましたが八方のBC達には"ミックス"と呼ばれているルートだそうです。
ここで、シールとトレッカーを外し、シェルを着て、いざ、未圧雪ゾーンへ‥その前
にオフピステを滑る心得を響ちゃんから教わります。
この正面の谷の部分を滑ってきました。
まったく余裕が無かったので滑っている写真はありません。とほほ。
まず、教えてもらったのは。
気持ちよく滑れる部分は雪だまりになっているので実は雪崩が起きやすいということ。
何人もが一度に滑るのもやはりとても危険だということ。
一番大事なのは、ガイドは安全を考えたルートや止まる位置を決めていく。
それに従うのはもちろんのことですが、滑っているときは独りなので、自分自身もある程
度地形や斜面の状況を考えて滑る、止まるなどの行動を慎重に行わなければいけない。
というまさに自己責任の精神です。
ということで、今日はここまで‥まだ滑ってへんやんって声が聞こえてきそうですが、
乞うご期待ください。
おまけ
今回のBCツアーの装備について紹介します。今回、響人君に装備について確認を
して彼から依頼があったものを書き連ねて見ます。
ザック、シール(もちろん、ヒールフリーBINDINNGもしくはアルパイントレッカーが必要)、
綿以外の肌着(化繊やウール)、綿以外のセカンドレイヤー、ダウンまたはフリース
(セカンドレイヤー)、サングラス、行動食(パンやお菓子)、水筒、
三種の神器(ビーコン、プローブ、スコップ)
って感じでした。ほんとに全部必用でした。三種の神器については降りてきてから
レクチャーを受けたので次回紹介させていただきます。
先週の初めから出張続きでなかなか店に居らず、BLOGも書くことは
いっぱいあるのに書けないでいました。
14日~15日は横浜でSKIEXPO 2013(日本最大のSKI展示会)に
行って、週末は所属クラブの例会で白馬乗鞍スキー場、週明けの
月曜日はタイトルどうり初めてのバックカントリー(BC)を八方尾根で‥
なかなかにハードな一週間でした。BLOGのネタをたくさんGETしてきました。
今日はタイトル通り初めてのBC体験をお送りいたします。
今回のツアーは以前にも紹介した"日本一のスキーバム 原田 響人"君の
協力で実現しました。
"原田 響人"という人は大阪出身で若い頃は神戸KINGSでサンワライダーの
"ポークビッツ"と一緒に篭っていたこともある元フリースタイラーで、その頃か
らサンワにはよく来てくれていました。
ところがいつの頃からかフリーライドの世界に足を踏み入れ、冬は北海道
旭岳に篭り、オフシーズンはなぜか茶摘をしていたようです。
(いまでも、茶摘はしてるみたいです)そのオフとオンの境目に律儀な彼は
いつもサンワに顔を出してくれるナイスガイです。
今シーズンはBRAVOSKI VOL.3で見開き4ページの特集を組まれ、
来シーズンのFALLLINEの取材もすでに受けているビッグニューカマーです。
今回の企画は今年"響人"が例のごとく秋口に店に来たときに、この冬は是非
ともBCを体験したいとのボクの要望に答えてくれ実現しました。
今回滑りに行ったのは、八方尾根スキー場です。とりあえず、自分的には
まったく経験の無いことなので期待と不安が入り混じった状況の中、
基本的にゆるい感じの響ちゃんは『リフトで上まで上がりますから』とだけ
言ったまま黙々と展望リフトの降り場、八方山荘の前までやってきました。
ここで、リュックを下ろしてシールの装着、アルパイントレッカーの装着、
SKIを履いて登る基本的な動作などをレクチャー。
ケルンを目指して歩き出しました。ゆっくりとしたペースですり足気味に登って
行くのがいいと教えられているのにいつもの調子でバタバタと足を上げて
大股で歩いてしまい無駄に体力を使い、重心が前のめりになってシールが
効かなくって後ろにずり落ち、あーもう
しんどかったです。たいした距離を上がっていないのに15分ほどで汗だく
になりました。そこで響ちゃんすかさず、『ちょっと休憩しましょう。
汗かいたでしょう?登り始めて10~15分ぐらいで一度服装の調節をした方
がいいんです。シェルを脱ぎましょう。』響ちゃんカッコええやん!
もう、言われるがままにシェルを脱ぎ、また黙々と登り始めました。
本来、彼が行こうとしていたところに行くには僕のペースが遅く、体力も消耗
しているのを見かねて彼はアプローチが少し手前のルートを選んでくれました。
後で教わりましたが八方のBC達には"ミックス"と呼ばれているルートだそうです。
ここで、シールとトレッカーを外し、シェルを着て、いざ、未圧雪ゾーンへ‥その前
にオフピステを滑る心得を響ちゃんから教わります。
この正面の谷の部分を滑ってきました。
まったく余裕が無かったので滑っている写真はありません。とほほ。
まず、教えてもらったのは。
気持ちよく滑れる部分は雪だまりになっているので実は雪崩が起きやすいということ。
何人もが一度に滑るのもやはりとても危険だということ。
一番大事なのは、ガイドは安全を考えたルートや止まる位置を決めていく。
それに従うのはもちろんのことですが、滑っているときは独りなので、自分自身もある程
度地形や斜面の状況を考えて滑る、止まるなどの行動を慎重に行わなければいけない。
というまさに自己責任の精神です。
ということで、今日はここまで‥まだ滑ってへんやんって声が聞こえてきそうですが、
乞うご期待ください。
おまけ
今回のBCツアーの装備について紹介します。今回、響人君に装備について確認を
して彼から依頼があったものを書き連ねて見ます。
ザック、シール(もちろん、ヒールフリーBINDINNGもしくはアルパイントレッカーが必要)、
綿以外の肌着(化繊やウール)、綿以外のセカンドレイヤー、ダウンまたはフリース
(セカンドレイヤー)、サングラス、行動食(パンやお菓子)、水筒、
三種の神器(ビーコン、プローブ、スコップ)
って感じでした。ほんとに全部必用でした。三種の神器については降りてきてから
レクチャーを受けたので次回紹介させていただきます。
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Posted by sanwasports at 18:07│Comments(0)
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