2022 野沢試乗会 インプレッション その3

sanwasports

2021年04月30日 16:44

こんにちは 番頭の大口です!

週末のデモセッションとBC行こうよ!VOL.2のレポートはただいま写真や資料を
整理中で…乞う、ご期待です!!

野沢試乗会のインプレッションの第3弾!!ラストになります!

”野沢試乗会 インプレッション VOL.3”

今回の1ブランド目は
ICELANTIC アイスランティック
アイスランティックもアメリカはコロラドのハンドメイドブランド!MADE IN AMERICAどころか
MADE IN COLORADOにこだわってスキーには星条旗とともにコロラドの州旗が描かれています!
高いクォリティはもちろんのこと””BOMB PROOF…爆破しても大丈夫!!”というプロモートで
耐久性に関しても絶大な自信をうたっています!!!
比較的柔らかく、しっかりたわんでコントロールできるところと、毎年見とれてしまうほどの
美しいグラフィックが人気の理由です!!!

SABA PRO 117(右側)
2021シーズン ICELANTIC初のプロモデル SABA PRO NIA PRO!が発売され
好評を博しました!特定のライダーのシグネーチャーではなく世界中の
ライダーたちのノウハウが詰まった 本当の意味でのPROモデル! 
そんなPROモデルが2022シーズンはSABAが2機種 NIAが1機種の3機種でのリリースになります!!
その中のSABA PRO 117(先シーズンのSABA PRO)!!個人的なベストスリーでNO.1に輝いたモデル!!
最大の特徴はロッカーカーブとサイドカーブが完全にシンクロしたリフレクティブロッカー!!
すべてはこの形状とこの形状に呼応して最高の乗り味と操作性を実現したフレックスパターン!!
これこそ本当の意味でのプロモデルです!プロのためのモデルではなくプロがICELANTICの
良さをすべてのスキーヤーに感じてもらうために作ったスキーです!!
実際に滑ってみて!何でも出来て!破綻しなくて!驚いて!感じたのはそういうことだったんです!!

NIA PRO 105(左側)
続いて、昨シーズンSABA PROと一緒にリリースされたNIA PROの2022モデルNIA PRO 105!!
プロモデルであることやリフレクティブロッカーの採用はSABA PROと同じく、幅を狭くしてより自由度と
操作性を上げたモデル!!形状とフレックスのシンクロもこの幅ならではの乗り味に調整され、
SABA PROと何ら変わりは無いです!!
実際に滑ってみてSABAとの比較としてはSABAよりも細いのである意味シャープでコントロールする
楽しみは高いです!!バーンや雪質、乗り手を全く関知せず戦車のようなSABAよりはスキーヤー自身
の運動が反映されて自分が操っている感は高いです!!
あと、先シーズン同様の黒バックのあでやかな花々のグラフィックは文句なくカッコいいです!!

SABA PRO 107(真ん中)
2022シーズンブランニューモデルのSABA PRO 107!!
正直なところSABA PRO 117とは幅が違うので乗り味はもちろん違うであろうことは
容易に想像できたのですが…NIA PRO 105とは…えーっと2mmの違いやし…
違うんやろか?と思ってて…代理店のゆう君にもその由を伝えたところ、彼も本国の社長の
BENに同じことを伝えたそうで…まあ、乗ってみてください!とのことで試乗してみました!!
明確にどこがどうとか判断できるレベルではないのですが…明らかに違うんです!2mmなのに!
かなり感覚的なのかもしれませんが同行者はNIAがいいと言っていたのに、
SABA PRO 107に乗ってからはこっちのほうがいいとのこと!!いやぁ、なかなか感慨深いです!!
実際にはNIAより若干硬めに設定されているようでレスポンスと安定感が高いように感じました!


この PROシリーズ いわゆるフルロッカーでスペック的にはかなり個性的な印象ですが、滑ってみると
かなり滑りやすく、文句なく楽しく、本当に何にも限定されない素晴らしいスキーです!!

サンワスポーツでは3機種とも在庫させていただきます!!
ただし数に限りがありますのでお早目のご予約をおススメいたします!!


続いては
SALOMON  サロモン

言わずと知れたナショナルブランドのSALOMON ボクが働きだした頃はBINDINGのブランドでした!
その後、スキーブーツ、スキー、スノーボードetcの総合的なSNOWブランドとして発展したのは記憶に新しいところです!!
現在のFREESKIの広がりを作ったのも実はサロモンだといっても過言ではなく、その先見性と圧倒的な
マーケティング能力は他社の追随を許しません!!
現在のパークスキーのレジェンドスキー”1080 テンエイティ”は一世を風靡しましたし、テンエイティのバリエーションとして
リリースされた、パウダーモデル”POCKET ROCKET ポケロケ”も太板でも普通に使えることを実証して爆売れしました!!
そんな、サロモンの太板の後継シリーズのQSTが2022シーズンフルモデルチェンジ!
2021シーズンにリリースされたSTANCEシリーズは新しいコンセプトなオールマウンテンシリーズで注目です!!

QST BLANK (左端)
SALOMONのFREERIDEシリーズQSTシリーズのフラッグシップモデル!!
ウエスト112mmのパウダーモデル!CODY・TOWNSEND使用モデルになります!
昨シーズンまでのQSTよりは明らかに軽量で軽快感が増したかと思われます!
とはいえ、このBLANKはそれなりに太いし、プロユースも考えられているので
それなりの強さとある程度の硬さを感じました!(いい意味で!!)

QST 98(右から2番目)
ウエストサイズ98mmのいわゆる”ちょうどいい太さ”モデルがこのQST98!!
以前のQSTの印象はちょっと重くて、可もなく不可もなく、みたいな感じだったんですよね。
今回のモデルチェンジでどうなったのかは興味深いところでしたので早速の試乗となりました!
BLANKのところでも書きましたが、以前のモデルよりは断然軽く、それゆえか、かなり操作性も軽快で
ロッカーとキャンバーもしっかり感じ取れてかなり好印象なスキーに生まれ変わりました!
モデル的にもやはりこのQST98がスーパーオールマイティーな感じです!!

STANCE 96(左から2番目)
2021シーズンにリリースされたSTANCEシリーズ!
QSTに比べるとオンピステでの性能を重視したシリーズになっています。
実は昨シーズン、このような状況下で試乗できなくて…単純に乗ってみたいと思っていました!
昨シーズンは106、96,90と太さ違いで3機種、2022シーズンはさらに84を追加!
その中でも一番オールマウンテンな96を試乗!!
たしかにオンピステベースモデルなのでゲレンデでの性能は滑走性、安定性、
カービング性能すべてにおいてデモモデルにも引けをとらないすばらしさで一般上級者も満足いく性能です!!
それなのに、96mmという太さによる浮力がもたらす自由度によって一般中級者から太板初心者まで
が扱える扱いやすさ、ヤバいぐらいの懐の深さを感じました!!
それとは別でトップ幅、約130mmとしっかりしたオールテレインロッカーによって
オフピステでの性能も間違いありません!久々にサロモンにやられました!!

サンワスポーツではQSTシリーズはすべてのモデルをSTANCEシリーズは84以外の3モデルを在庫いたします!

これにて試乗した19台のインプレッションをすべて公開させていただきました!ありがとうございますm(__)m
また、試乗レポートとは試乗したスキーヤーの主観もかなり加味されますのでその辺はご了承いただけると幸いです!


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