こんにちは番頭の大口です!
世間ではまだまだ大変なんですが、細心の注意を払ったうえで
先週の土、日で、野沢温泉スキー場の試乗会に行ってきました!!
相変わらず大盛況で土曜日は参加人数700人を超えたようです!
”2022 野沢温泉スキー場ニューモデル試乗会”
先シーズン試乗がまったくできていなかったこともあって気になるスキーを中心に
頑張って20機種試乗してきました!
試乗したスキーは
BLASTRACKMASSIVE 106
SILVA
BLAZER LT
ELAN RIPSTICK 106 BLACK EDITION
VOLKLBLAZE 106
BLIZZARDSPUR
4FRNTRENEGADE
BLACKCROWSATRIS
FEROX FREEBIRD
DPS PAGODA RP116
PAGODA PISTE 90
KOALA 118
KOALA 103
ICELANTICSABA PRO 117
SABA PRO 107
NIA PRO 105
SALOMONQST BLANK
QST 98
STANCE 96
AUGMENTAM(ALL MOUNTAIN)
の20台になります!
それぞれのインプレッションは何機種かずつこれからアップしていきますので
よろしくご期待ください!!
今回はこの20機種から個人的に選んだ”BEST 3”をご紹介させていただきます!
”BEST 3”
全体的な総評としてはけっこう進化していて、
どのスキーもかなりオールマウンテンな乗り味を実現しています!!
そんな中でもやはり、よりフリーライドでオフピステなモデルと
ゲレンデユースも考えられたオンピステなモデルは存在します!
今回のランキングはそんな2面性を全く感じさせない究極のALL MOUNTAINモデルを
試乗した20機種の中から個人的な好みとショップ店員としての感覚で独自にランキングしてみました!!
(滑るのに精いっぱいで写真がまったく撮れていません…カタログ写真でご勘弁くださいm(__)m)
第1位
ICELANTIC SABA PRO 117
2021シーズン ICELANTIC初のプロモデル SABA PRO NIA PRO!が発売され好評を博しました!
特定のライダーのシグネーチャーではなく世界中のライダーたちのノウハウが詰まった 本当の意味でのPROモデル!
そんなPROモデルが2022シーズンはSABAが2機種 NIAが1機種の3機種でのリリースになります!!
その中のSABA PRO 117!!
ウエスト幅117mm、リフレクティブロッカー(フルロッカー)でさぞかしオフピステなスキーって感じの印象なんですよね…
ところがどっこい!雪面の状況、ターン弧、スキーヤー(レベル、性別etc)を選ばず
戦車みたいに楽ちんにどこでも滑れる究極のスキーです!!
正直 びっくりしました!!
ただし、フルロッカーなので変に働きかけたりせずにSKIを自分から離れたところに
持っていく意識は必要です!!
第2位
DPS KOALA 103
DPSらしからぬFREERIDEなモデルとして2年前にリリースされたKOALAが
2022シーズンは2つのシェイプでリリースされます!
118は今までのKOALAのアップグレード版!ブランニューリリースの103!
KOALAがよくってDPSの取り扱いを復活させた番頭としては103に乗りに来たといっても過言ではないのです
かなり過度な期待を膨らませていたのですが、全く裏切ることなく完成度の高さを感じました!
抜群の軽快感!相反する安定感!滑走能力の高さ!それなのに、遊べる操作感!
SABA PRO 117に負けないくらい楽ちんで楽しくて何でもできるスキーです!
普通のキャンバーロッカーなので乗り方のコツもなく、誰でもこの楽しさを体感出来るところがランクインの理由です!
第3位(3位はどうしても1台に決められなかったので2機種ご紹介します!)
VOLKL BLAZE 106
1.2位のがっつりFREEなスキーとは違ってどちらかというと滑りに重点を置いたBLAZEシリーズ!!
ルーツは名機GOTAMA! 後継機種の100EIGHT、90EIGHTをさらに進化させて昨シーズンに
106と94でリリースされました!最大の特徴は超軽量であること! 170cm 1/2ペアで1660g!!
すっごい薄いけどキャンバーを装備!ロッカーはTOP、TAILともにしっかり入っています。
そのロッカーとキャンバーの部分でサイドカーブが違う3Dラディウスサイドカットや足元の安定感を
高めるためにセンター部分にだけごく薄いチタナルプレートが入っていたり、かなり凝った作りになっています!!
オフピステをかなりイメージしたスキーなのに実際に乗ってみると、オンピステでの性能も半端なく
結構な上級者でも不安を感じることは無いでしょう!滑走性の高さとそれに伴った安定感!!
3つのサイドカーブがしっかり機能している感じがするターンのしやすさ!
様々なレベルのスキーヤー、様々なタイプのスキーヤー、誰もがどこでも満足できる究極のオールマウンテンスキーです!!
最後にVOLKLの工場の中でレーシングのハイエンドモデルや選手用を生産するのはドイツ本国です!!
BLAZEはすべて”MADE IN GERMANY”なんです!!
第3位(その2)
SALOMON STANCE 96
世界のビッグブランド サロモンが2021シーズン満を持してリリースしたSTANCEシリーズ!
1.2位のフリーライドモデル 同率3位のオフピステメインのオールマウンテンモデルと違い
どちらかと言えばがっつりオンピステメインのオールマウンテンモデル!
昨シーズンは106、96,90と太さ違いで3機種、2022シーズンはさらに84を追加!
その中でも一番オールマウンテンな96を試乗!!
ぶっちゃけサロモンなのであかんことはないやろうけど…まあまあ、そんな感じかなって思ってました。
見事に裏切られました!!! たしかにオンピステベースモデルなのでゲレンデでの性能は
滑走性、安定性、カービング性能すべてにおいてデモモデルにも引けをとらない完成度!
一般上級者も満足いく性能です!!
それなのに、98mmという太さによる浮力がもたらす自由度によって一般中級者から太板初心者まで
が扱える扱いやすさ、ヤバいぐらいの懐の深さを感じました!!
そのうえ、トップ幅、約130mmという太さと、しっかりしたオールテレインロッカーによって
オフピステでの性能も間違いありません!久々にサロモンにやられました!!
ということで 独断で決定した、ベストスリー(フォー)でした!!
もちろん全機種サンワスポーツでは取扱いいたします!
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